誰もが一度は、新しいことを始めたけど3日坊主に終わるという経験をしているのではないでしょうか。

私も例外なく3日坊主のプロでした。

 

新しいことを続けるには、それを習慣にすることが大切です。

 

習慣とは、特に意識せずともやれること。

やろうと思わなくてもやれていること。

 

習慣化されていることは頑張らなくてもやれることです。

逆に言うと、頑張らなくていいからやれているということになります。

 

では、新しく始めたことは、習慣になるまでは頑張らないといけないって思いますよね。

そう思って頑張って、なんと8割の人が挫折するそうです。

 

私を含めた世の中の8割の人達は、

「よっしゃー!やるぞーーーー!」

と、気合を入れた3日後には挫折しています。

 

やる気満々で始めたのに、結局挫折するのはなぜなのでしょうか。

その理由は、頑張ろうとするから」です。

 

人はよっぽどの根性や、それ相応の理由がない限りは、頑張り続けることなんかできません。

習慣化にはそれなりに時間が必要です。

それまで頑張り続けられないから挫折するのです。

 

では、どうすればよいのか。

そうです。

「頑張らなければいい」のです。

 

それでは、頑張らないで新しいことを習慣化するにはどうすればよいのかお伝えしていきます。

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初めの目標はできるだけ低く設定する。

小さい旗を持つ指

何か新しいことを習慣にしようとした時、ついやりがちなのが、初めから高い目標を設定してしまうことです。

ほとんど運動をしていない人が腹筋を習慣にしてお腹を引き締めたい場合、

「明日から毎日腹筋100回やるぞ!」

などど張り切ってしまうと、その時点で結果はほぼ見えています。

     

    最終目標は高くてもかまいませんが、初めの目標設定はかなり低く設定するのが正解です。

    この例でいうと、初めは腹筋5回でいいでしょう。

    5回なら頑張らないでできそうですよね。

     

    5回なんて物足りないと思うかもしれませんが、物足りないくらいが丁度いいんです!

    何より、頑張ってないので続けられます。

    5回腹筋に慣れてきたら少しづつ回数を増やしていきましょう。

    5回→7回→10回→12回→15回

    慣れたら少し増やす、また慣れたら少し増やすを繰り返します。

    これは、「潜在意識」の抵抗を最小限に抑えるためです。

     

    人間の意識には「潜在意識」と「顕在意識」があります。

    氷山に例えると、水面下に隠れている部分が潜在意識、水面から出ている部分が顕在意識です。

    潜在意識は自覚も出来なければコントロールも出来ないのに、意識全体の90%以上の力を持っています。

     

    潜在意識は変化を嫌います。

    いきなり腹筋100回始めることは大きな変化です。

    潜在意識は当然全力で抵抗し、腹筋を始める前の自分に戻ろうとします。

    3日坊主の原因が潜在意識の抵抗ならば、8割の人が負けてしまうのも無理はありません。

     

    この手強い潜在意識に気づかれないように、そ~っと忍び足でゆっくり進むことがポイントです。

    そして、急いで大きな成果を出そうとしないことも大切です。

    小さな変化を繰り返せば、やがては大きな変化となります。

    初めはかなりハードルを下げた目標設定をすることで、頑張らずに習慣化していくことができるでしょう。

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    別の習慣にくっつけてみる。

    今すでに習慣になっていることに、新しく習慣にしたいことをくっつけてみる。

    これはかなりおすすめの方法で、新しい習慣を自然と生活の中に組み込んでいくことができます。

    私の例で言うと、

    • 朝の洗顔の後にストレッチをする
    • 歯磨きをしながらヒップアップ運動をする
    • お風呂で身体を洗うときにリンパマッサージをする

    といった感じで、

    AをしたらBをする』(A=今の習慣 B=新しい習慣)

    という形式に当てはめていきます。

     

    このような形にすると脳にインプットしやすくなります。

    Aをすれば自然とBのスイッチが入るようになるので、無理なく習慣にできるというわけです。

     

    ここでも大切なのは、「頑張らない」です。

    初めの段階では目標を低く設定することを忘れないでくださいね。

    出来ない日があってもOKと決めておく。

    毎日の生活の流れは大体決まった形になっていくものですが、たまにイレギュラーなことも起こります。

    そのせいでいつも習慣にしていることが出来なかったりします。

     

    例えば「旅行に行く」であれば、いつもの生活の流れとは違うので行動を変えざるをえません。

    その他、仕事で疲れていたり、気分が乗らないこともあるでしょう。

     

    そういう時は潔く休んでください。

     

    出来ない日があってもいいと逃げ道を作っておくことで気持ちがらくになります。

    「今日は出来なかった」ではなく「今日はやらないと決めた」という気持ちでいれば挫折感を感じなくて済みます。

     

    ただし、出来ない日が3日続くとさすがに挫折の可能性がいっきに高まります。

    出来なかった次の日は必ずやると決めておくことも重要です。

    ここは、少しだけ頑張ってみてください。

    頑張らずに習慣化しよう!

    ウォーキングする男女 

    頑張ることは大事ですが、新しいことを習慣化するときには逆効果になる場合があります。

    頑張ることは出来ても、頑張り続けることは難しいでしょう。

     

    自分はなんて意思が弱いんだと自信をなくしてしまうと、新しいことを始めようとする気も起こらなくなってしまうかもしれません。

    意志の力は弱いものです。

    8割の人が挫折するのですから間違いありません。

     

    頑張らず、時には休みながらゆっくりと進みましょう!

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