人生は出会いの別れの繰り返しです。
様々な人に出会い、その関係がずっと続くこともあれば、すっと通り過ぎるだけの人もいます。
自分にとって重要な人と出会った時、何かいつもとは違うものを感じることがありませんか?
それはこれといった決まったものではなく、その人が感じる何かです。
私の場合、その人と話していると、
「いつもの自分と違う気がするけど、何だか心地が良い」
「とにかく楽しい」
「相手の話がスーッと入ってくる」
こんな感覚があったように思います。
人との出会いには必ず意味があります。
「意味なんてない、覚えてすらない出会いもたくさんあったよ」と思う人も当然いるでしょう。
それは意味がなかったのではなく、意味があると感じなかったのだと思います。
それはそれでいいし、それが普通です。
自分にとって重要な人と出会った時には、その出会いに意味があると感じるのです。
そしてその出会いが、人生の転機になる出会いだったりします。
人との出会いとは、その意味とは、私の経験を元にお伝えしようと思います。
その時出会う人達は、自分と同じステージの人達。
自分のライフスタイルによって出会う人は変わります。
職業や年齢、その時の趣味や好きなことだったり、自分が見ている範囲に存在している人達と出会って行くことになります。
その中には、気の合う人や苦手な人、後に自分と人生を共にする人との出会いもあるでしょう。
色々な人がいますが、基本的にその人達は自分と同じステージにいる人達です。
よく「あの人とは住む世界が違う」などと言ったりしますよね。
例えば、人気の芸能人であったり、数億円稼ぐような会社の社長であったり、有名なスポーツ選手であったり。
こういう人達と出会うことが100%ないわけではありませんが、私のようなごく一般的な生活を送っている人間からすれば、まさに住む世界が違うので基本的には会うことも話すこともありません。
このように、自分の周りにいる人や交流する人達というのは、自分のレベルからかけ離れていない人達ということです。
違うステージの人との出会い。
自分と同じステージの人達との生活をする中で、違うステージにいる人と出会うことがあります。
それは、自分の中で何らかの変化があった時です。
進学、就職、転職、結婚、出産など、自分の生活が大きく変わる時。
病気、事故、死別など思わぬ人生の困難が訪れた時。
こういうタイミングが多いです。
そういう時に、今まで出会ったことがないような人、つまり、違うステージにいる人と出会うことがあります。
その出会いは自分の中で印象深く、忘れることはない出会いとなっているはずです。
その出会いをどう捉えるか、どういう意味があると思うのか。
それはその時の自分がどういう状態かによって変わってくるでしょう。
その出会いをどう捉えるのかは自分次第。
違うステージの人と出会うきっかけは、生活の中で何らかの変化が起きた時です。
その時の自分次第で、人生の転機になるか、ただ記憶に残るだけの出会いとなるかが決まります。
例えば転職をキッカケに、自分が知らなかった世界の仕事で成功し、活躍している人に出会ったとします。
その出会いはまさに違うステージの人との出会いです。
「すごい人だなあ」「でも自分はこの人みたいには絶対なれないよね」と思ったのなら、今のステージで今のステージにいる人達と行きていくことになります。
その時、「自分もこんなふうになりたい」「この人と同じステージに行きたい」と思ったなら、きっとそれは人生の転機となるでしょう。
どう捉えるのかは自分次第なのです。
人生の転機となる出会いを迎えるにあたって、その転機を受け入れる準備ができているのかそうでないのかによって大きく違ってくるということです。
もし、あなたに訪れた出会いが人生の転機となって大きくステップアップできたとしたら、きっとそれはあなたがその転機を受け入れられるような心の成長をしていたのだと、私は思います。
そういう出会いは誰にでもあるもの。
その人に出会えた意味を自分の成長につなげていくことができれば最高の出会いになることでしょう。